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3つの国策シリーズ第1弾:インフレ げんきんは「現金」ではなく「減金」の時代です

3つの国策シリーズ第1弾:インフレ げんきんは「現金」ではなく「減金」の時代です

この知識はこんな方におすすめ

  • 「インフレ」って何?と経済用語を苦手に思っている人
  • なぜ、預貯金ではダメなのか、投資をするのに躊躇してしまう人
  • 日常の経済ニュースをよりよく理解したいと思っている人

あなたは毎月、給料の中から積立貯金をしているでしょうか?または、家計に余裕ができたときに貯まったお金を漠然と定期預金に預けているのでしょうか?

3つの国策「インフレ」「増税」「円安」であなたの資産はぺちゃんこになってしまうのに、マイナス金利で預金していませんか?

 

ここでは3つの国策の1つである「インフレ」について、具体例を取り上げながら、解説していきます。

インフレになるとお金の価値自体は下がる

あなたの現金100万円を預貯金に預けたらどうかなるか?を解説していきます。

2012年12月に第2次安倍内閣がスタートしてから、経済政策を3つ掲げました。1つ目は「インフレ」、2つ目は「増税」、3つ目は「円安」です。

1つ目のインフレとは、「物価が上がること」です。逆を返すと、現金の価値が下がっているということです。そこで、2012年12月に100万円を預貯金した場合、実際に100万円の価値はどうなっているのが解説します。なぜ、「2012年12月」を基準にしているかというと、第2次安倍内閣が始まったからです。

まず初めに、2014年4月に消費税を5%から8%に引き上げました。そのことにより、100万円の預貯金は3%目減りすることになりますので、97万円となります。

日本の中央銀行のトップのことを「日銀総裁」といいますが、第2次安倍内閣が始まり、白川さんから黒田さんに変わりました。「白から黒に変わった」ことにより、国策の1つであるインフレ政策を実行しています。

目標は2%ですが、定期会見で「これこれこういう理由で、2%は達することができませんでした…」といいつつ、「1%」前後は実行しているのです。そのため、2015年は1%のインフレで96万円になってしまいます。

同じことが、2016年、2017年、2018年と実施され、3年分のインフレで93万円になるのです。そして、2019年に2%消費税アップとインフレ1%で、90万円になります。

つまり、100万円が7年で90万円になるということです。図に表すと、以下のようになります。

2012年12月 第2次安倍内閣発足

2014年 4月 3%の消費税アップで           97万円

2015年          1%のインフレで                     96万円



2018年          3年分のインフレで                95万円

2019年          2%消費税アップ+インフレ 90万円

2012年に100万円の預貯金をしていたとして、2014年で3万円、2015~2018年まで1万円ずつ、そして2019年は3万円を抜き取られたわけではありません。預貯金に100万円あったとしても、7年で現金の価値が10万円目減りして、90万円になるということです。それゆえ、げんきんは、現れるお金の「現金」ではなく、減るお金の「減金という意味になるのです。

 

預金でお金が増えた時代の600分の1の金利になっている

アベノミクスの国策の1つとして、インフレが掲げられています。インフレであっても、お金を増やすことができるのは、どういうときでしょうか?それは、バブル時代のように金利がインフレ率を上回っている場合です。

実際に、預金でお金が増えた時代であるバブル時と、現在の金利を比較した場合のグラフは以下の通りです。預金金利はバブル期は6.08%でしたが、2019年2月時点は0.01%となっています。現在の金利は、預金でお金が増えた時代の600分の1の金利です。

つまり、昔と同じ対策をしていては、お金は増えない時代なのです。

資本主義社会は、緩やかなインフレ経済を望んでいる

インフレとは、物価の上昇が断続的に継続することです。

資本主義では、「同じお金や労働力を投資するなら、毎年上がっていくのがよい」というのがよいという考え方ですので、緩やかなインフレ経済を望んでいるのです。

図に表すと以下のような流れになります。

 

例えば、あなたがゲーム機を販売している企業の経営者としましょう。

ゲーム機を1台10,000円だったものを、15,000円に値上げしたとします。100台売れていたととすると、今まで100万円だった売上が値上げすると150万円となります。つまり、企業の売り上げが上がるのです。この場合、経営者であるあなたは従業員に還元するということで、給料を上げたとします。そうすると、従業員は旅行に行ったり、欲しかった商品を購入するなど消費をします。企業として、利益が出ますので、その分を設備投資に回したりする可能性もあります。

その結果、個人が消費することで消費税が増え、所得が増えることで所得税も多く徴収する流れとなります。そして、企業としても利益が出たため、法人税も支払うこととなります。つまり、国としては「2%のインフレ」を実行することで、税収が増えるので、インフレ政策を推奨していきたいのです。

ディズニーランドインフレで、インフレの意味や影響を理解する

インフレをより理解するために、ディズニーランドの1デーパスポートを例にして解説してみます。

ディズニーランドが開園したとき、あなたはいくつでしたか?私は小学校5年生で「お友達と行ってみたい!」といって、両親に「ダメにきまっているでしょ」と撃沈したのを鮮明に覚えています。

1985年開園時、1デーパスポートは3,900円でした。通常の遊園地に比べたら、高嶺の花だった記憶があります。しかし、、、約30年を経て、消費税が10%となった2019年10月時点で7,500円となりました。そして、2020年4月には8,200円になります!!!

流れをまとめると以下のような図になります。

つまり、2020年の値上げ後は8,200円になりますので、8,200円で大人1人行けます。それに対して、1985年は8,200円あれば、大人2人行けて、200円もおつりがくるのです。これは35年でお金の価値が半分になったということを意味するのです。

インフレというと、難しい経済用語のように思いますが、このようにディズニーランドの1デーパスポートを例えにして考えていただけたら、とても身近に感じていただけるのではないでしょうか?

お金を増やすのにインフレは大切な言葉です。是非意味と影響を理解してくださいね。

まとめ

インフレはモノの値段が上げることです。企業の売り上げが上がるため、個人は給料アップにもつながり消費をしたり、会社は利益が出るなどで、税収が増えるという良い経済循環になります。その結果、金利も上がるというのが正常の経済機能なのですが、残念ながら日本の金利はバブル以降下がったまま、上昇する兆しがありません。

バブル期のように、預金金利が6%台であれば、預貯金だけで10~12年で資産を倍にすることができます。一方、預金金利0.01%の時代においては、お金は増えるどころか、1%のインフレや消費税増税でお金の価値は目減りしています。昔と同じ対策をしていたは、お金が増えない時代なのです。

新しいお金との付き合い方をするポイントは、げんきんは、「現金」ではなく、「減金」ということをよ~く理解しておくことです。

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