昨晩ぼーっと深夜番組をみていたら、日本テレビのドキュメントで平松愛理さんの特集をしていました。私が大学生の時に「部屋とYシャツと私」が流行りました。
この特集をみて「笑顔でいる人の裏側にはこんな苦労があったのかあ」という愕然とした自分がいました。私の親戚はがん患者が多いので、多少のことではびっくりしませんが、何の苦労もなさそうに見えた彼女が8回も乳がんを克服するために手術をして、神戸震災のためのコンサートを自分を犠牲にしてでも行っているドキュメントをみたら涙がいっぱいあふれてきました。
今のがん治療で「放射線治療」が多くなってきてますが、その副作用により声がでないこと、痛みへの注射として「仕事」をし続けたこと、転移がないかどうかの検査の様子、すべて公開することにより、彼女は「がんという病気の存在を少しでも身近に感じて」というメッセージでなかったかなあと感じました。
ハワイでの休養や、仕事への復帰にはやはりある程度のお金が必要だと思います。がん保険は治療費と考えるだけでなく、がんと闘病する後の生活を少しでも選択肢が増えるよう必要なものではないかなと改めて考えさせられた番組でした。