みなさん歌舞伎を観にいったことがありますか?私は中高時代、毎年7月に「歌舞伎鑑賞会」という行事がありました。しかし、内容がわかりづらいので寝てしまっていたことを思い出します。歌舞伎って、難しい・・・そんなイメージをもったまま、卒業して早10年。今回は歌舞伎のおもしろさを教えてくれました。
海老蔵の襲名披露ということであり、メンバーも豪華キャスト。中村勘九郎・坂東玉三郎・中村吉衛門・片岡仁左衛門といった有名人が当たり前のように舞台にあがり圧倒されました。迫力がありますね。
イヤホンガイドというものがあり、歌舞伎の専門家が舞台の動きにあわせて、あら筋・配役・約束ごとなどを解説してくれて、分かりやすかったです。
いろいろ週刊誌で取りざたされる海老蔵ですが、生の演技をみると「生まれた時から歌舞伎の世界で生きることを宿命づけられ、その期待に応え続ける人間としての強さ」「一つのことを迷うことなくスペシャリストとして歩み続ける強い意志」
本当にいろいろ感じることが多い一日でした。なお公演ですが昼の部と夜の部があり、それぞれ内容が全く違います。すべてを観たい私は昼夜ともみたおかげで、11時の開演から21時30分の終演の10時間30分も歌舞伎座にいたことになります。かなり詳しくなりましたよ!
●6月大歌舞伎 <東京・歌舞伎座にて>
●昼の部の海老蔵祝幕(父団十郎が描いてます)
●夜の部の海老蔵祝幕