この時期になると、「今年はうちの子が中学受験なので、お正月はどこにもいけなかったわぁ〜」という方に出会うこともあります。私も約20年前に中学受験をした受験生で、なんだか1月のさむ〜い時期になると、そのときの光景を思い出すこともあります。
残念ながら第一志望の学校は合格せず、幼いながらも小さな挫折と心の傷を負った体験もしました。当然、第一志望でない学校に通うことになりますが、実は本当に自分に合った学校がそこにあったという貴重な体験もしました。
「人間万事 塞翁が馬」とは良く言ったものです。
試験当日って、必死になっていて、普段通りにやれば受かるようなものの、経験値が浅くて緊張してしまったり、急に友達のことや家族のことを思い出してしまったり、今振り返るとちょっと弱かったと、当時の自分を懐かしく思います。私はそんな経験から、少なからず教育というものに興味があります。
スーパーの本屋さんの一角で手に取った本ですが、とても奥深い内容です。「子どもの成績を決めるのは親の習慣」に私も同感です。勉強できる子の親、できない子の親の見分け方とか、なるほど!と思うところがたくさんあります。また今の私自身を教育するにもとても役に立つ本です。
新年の良きスタートをきるためにも、お子様のいる方も、お子様のいない方も、一度この本に出会っていただければと思います。「子どもの成績を決める親の習慣」です。