08. 本

バカの壁

大ベストセラーとなった『バカの壁 』の著者、養老孟司さんの講演を聞く機会がありました。確か、前の会社の上司が、「この本おもしろいわよ。」と大ヒットする前にポンっと、私がいただいたのが、この本との出会い。

文体は、なんだかぶっきらぼうで、簡単そうなことと、物事の真髄に迫る「脳」の話といろんな観点から構成されている本で、さらっと読む本にしては、私にとっては難しいという印象が残っていました。

で、楽しみにしていた講演会。こんなエピソードから入っていきました。

「私はどんな仕事をしていたかというと、解剖をしていたんですよ。死体って、どこにも転がっていないし、解剖を許可してくれる人を探すのは大変で、解剖が終わると、火葬をしにいくのですが、その後のお骨を運ぶと、この『鈴木さん』と私は生前どのような関係があったのかなと思うと、すごく複雑な気持ちで・・・死には時も関係ないので、東大で解剖をしていたときは、正月もない日々でしたよ。

よく、『自分にあった仕事をさがしている』と若い人たちは言いますが、この仕事が自分にあっているとは思ってないけど(解剖ですからね・笑)、でも誰がやらなくてはいけないことで

仕事は『お預かり』しているものなのです。必要がなければ、やめる。自分が不適任になったらやめさせてもらう。そうやって仕事に取り組んでいくと、『自分さがし』とか言っていないで、自分をどんどん変えつつ、仕事に取り組んでいくことができるのではないでしょうかね。」

時には、ポケットに手をつっこみつつ、渋いおじさまという雰囲気。辛口だけど、普段考えない『ごく当たり前』のことを考えさせてもらう時間を私に作ってくださった気がします。

やはり、本だけでは伝わらない、養老孟司ワールドが炸裂していました。今年の締めくくりに「バカの壁」を読み直してみようと思います。

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