アフラックでファイナンシャルプランナーを対象としたセミナーが新宿三井ビルで行われました。
<1>がん保険の特約「コサージュ」⇒6月21日新商品
<2>引受緩和型医療保険「新やさしいEVER」⇒6月21日新商品
<3>三大疾病保障プラン⇒リニューアルについてです。
<1>がん保険に付加する特約「コサージュ」ですが、女性特有のがんの保障になります。
10年更新となり、
●女性特定ケア・・1回につき20万円
●乳房再建・・・・・・1回につき50万円
が出ます。ただ、給付原因が限定されており、このために付加する必要性があるかは、微妙なところです。
昨年10月に東京海上日動あんしん生命から、「抗がん剤治療特約」が発売されましたが、同じく、がん保険に付加する特約です。保険料が割高なのがネックですが、通算5年、月1回以上抗がん剤治療を受けると、もらうことができます。保険料のことは置いておき、特約の保障内容だけなら、抗がん剤治療特約の方がインパクトはあります。
<2>病気の人でも加入できる医療保険です。
今までこの市場はアリコが強かったのですが、今回の新商品により、アフラックに優位性がでます。ただ、この種の保険の中では保険料が割安ですが、一般的な医療保険と比べると、保険料は割高になりますので、注意が必要です。
<3>がん・心筋梗塞・脳卒中の3大疾病ならびに、死亡でもらうことができる保険です。
三大疾病保険は、今までソニー生命の「リビング・ベネフィット」という商品が優位性がありましたが、今回のリニューアルで戻り率も良くなりました。また、最低死亡保険金額は100万円から可能で、60歳払済も可能になり、オススメできる保険商品になります。
今回のセミナーでは、最も取り上げる時間が短かったのですが、私は、「三大疾病保障プラン」のリニューアルが、当日の一番のニュースであったのではと思っています。
最後に、アフラックは、がん保険や医療保険が有名ですが、実はその他の保険商品に優れた商品が隠れています。だからCMだけが先行し、イメージだけで会社のことを判断してはいけません。
現在のアフラックは死亡保険も強い会社です。例えば、都市銀行で売り止めになるような「一時払い・終身保険」に加入するくらいなら、アフラックの「全期前納・終身保険」の方が圧倒的に有利なのです。