がん保険比較表を一部変更しました。特に、新商品が出たということではないんですが、今までセミナーや執筆活動などですすめていた商品が売り止めになったので、改訂しました。
改訂箇所は、アフラックの21世紀がん保険。今まで、「21世紀がん保険・通院充実プラン」を掲載していたのですが、昨日、3月末に売り止めになりました。
アフラックは、がん保険のパイオニア的存在で、今年35周年を迎えます。創業以来、がん保険を割安な保険料で、家族契約・子供特約の取扱いできるのが大きな特徴だったのですが、今後は個人契約のみになります。
銀行窓販でがん保険が販売されてから、保険に馴染みの薄い銀行員の方にも分かりやすくという意図もあると思いますが、少し残念ですね。
2人に1人はがんにかかり、3人に1人はがんで亡くなるといわれていますが、若い人はなかなか自分が、がんにかかるということをイメージしにくく、お守り代わりに加入し、割安な保険料にしたいというのが本音です。がん保険は保険料が安く、あまり負担にならないことが基本になるでしょう。
結婚している夫婦や子供がいる家庭においては、がん保険だけ加入するわけではないので、より割安な保険料の総額にするには、がん保険を家族契約したり、子供特約をつけたりするのは、家計の負担が軽くなります。
アフラックはがん保険で、圧倒的な保険料の安さを提唱してきましたが、今回掲載している「がん保険f(フォルテ)」はライフサポート年金といって、がんと診断された翌年(2年目)以後、生存している場合に5年目まで合計4回、毎年所の年金を支払う特約が標準装備になっています。そのため、競合する他社のがん保険と比較すると、どうしても保険料が割高になります。
私の個人的な見解ですが、アフラックのがん保険f(フォルテ)は、ライフサポート年金を標準装備ではなく、選択制の方が良かったのではないかと思っています。
今後は、アフラックにはない商品性を持つ、東京海上日動あんしん生命の「がん治療支援保険」が、魅力的ながん保険のひとつとなり、アフラックの一人勝ち市場も、大きく変わっていくでしょう。
3/14号週刊ダイヤモンドの保険の特集でも、アフラックとあんしん生命のがん保険の人気は二分する形になっており、プロが入りたい保険で、同数で1位という結果でしたが、今後のがん保険市場に注目です。
がん保険に限らず、その他保険について分からないことがあれば、もうすぐ募集を開始します、かづな先生のセカンドオピニオンを活用してくださいね。