昨日は、午前中にマネー塾で保険講師を務めた後、毎年恒例の行事である「早明戦」を国立競技場に観戦しに行きました。(マネー塾のみなさま、質問タイム割愛してしまってごめんなさい)
おなかがすいていたので、唐揚げを競技場でかぶりついていたら「黙祷します」とのこと。キックオフは午後2時。その10分前に、スタンド5万人の観客がすぐ起立をして「黙祷タイム」でした。そう、先日イラクで犠牲になった奥さんの追悼です。観客全員が1分くらいでしょうか、まるでみんなが一体になって、天国にいる奥さんをしのんでいる雰囲気になりました。
この事件については思うところがとてもあります。アメリカが起こした戦争なのに、どうしてみなが犠牲にならなくてはいけないのか?アメリカの犠牲が多いということで、どうして賛同した国の国民も犠牲にならなくてはいけないでしょうか?
本当に自衛隊も1000人、派遣されそうです。防衛庁に入った人も、「まさか日本の防衛庁に入庁して、戦場にいくことはないでしょう。」と思って就職先を決めた人も多いのではないでしょうか?(不謹慎かもしれませんが、少なからずそういう方はいらっしゃると思います)
それが、戦場地に派遣が決まる。この時期人事異動などで「こんなはずではなかった」という方も多いのではないでしょうか?みんなが賛同しているから、とか、なんとなくいいかも、という理由で物事に着手するのは本当に危険だと思います。
自分で考えて、自分の納得いく結論を出す。今回のアメリカとイラクの関係のニュースは、人のどろどろとした心理状態をみているようです。