人が多い渋谷に住んでいるからもしれないですが、都会の喧騒を離れ、群馬県の法師温泉「長寿館」に行き、心身共にくつろぐことができた田中香津奈です。
法師温泉「長寿館」といえば、女優の高峰三枝子さんと、俳優の上原謙さんが、入浴したフルムーンの絵になったことで有名。このポスターを見て、あぁ、知ってる!知ってる!という方は、平成ではなく、昭和メインの人ですね。
もちろん私も懐かしいと感じてしまいました。
右下には『国鉄』
左上には『ふたたびの旅。今年も。グリーン車で 国鉄全線 七万五千円』という表記が、タイムトリップしてしまいます。
昔ながらのひなびた風情の宿。
お風呂は3種類あるのですが、メインの法師の湯は、時間帯によっては混浴で、フランスから来た女性をはじめ、一部旅慣れた日本女性も、混浴へ向かっていましたよ。
私はちょっと躊躇してしまいました・・・(公式HP写真より)
内湯の「長寿の湯」には、
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・六十歳 還暦
・七十歳 古希
・七十七歳 喜寿
・八十歳 傘寿
・八十八歳 米寿
・九十歳 卒寿
・九十九歳 白寿
・百歳 百寿
・百八歳 茶寿
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という看板がありました。
女性60歳の生存率96%を超え、90歳になって同窓会をしても2人に1人参加できる時代が到来しており、「90歳で卒寿」というのは、時代の変化を感じられずにはいられません。
娘たちには囲炉裏は初めてで、
近代的でない雰囲気が新鮮だったようです。
ここ何十年も見かけることがなかった、クルクル回して、戸を閉めるのが懐かしい。
2泊3日の旅によりに、優しさや行動に美を求める、古き良き日本人としての生き方を大切にしたいです。稲刈りが終わった田んぼに突如、イノシシ親子が現れ、迫力がありました。「たくみの里」のわらアートとのこと。
来年はこの亥年ですね。
どうぞ良いお年をお迎えください。