日曜日昼間の討論番組で、竹中さんとゴーンさんの貴重な対談番組をみました。ゴーンさんの著書は読んだことありますが、ロングインタビューは初めて聞いたのですが、非常に明解なビジョンでとても説得力がありました。
まず、日本人に欠けていることは、「収益力」に対する考えがないということ。確かに、毎月の売り上げは気にしますが、コストパフォーマンスに関しては鈍感な部分があると認識しました。
一番印象に残ったのが、日本人は「外的要因」を批判しすぎるということ。確かに、株安・不況といわれ政府の公的資金の融資や構造改革を批判することは連日おこなわれていますが、日本を再生するのは政府でなく「企業のパワー」だということ。
「保険って本当に損しないの?」「お給料が下がったので、保険解約したい」などいろいろ相談受けますが、まず損するかどうかは、自分で勉強しなくてはいけません。損しないためには、どうしたらよいか対策を練らなくてはいけません。また、お給料が下がらないように、会社をもりたてられるよう自分の能力を少しでも高めなくてはいけません。
私も政府を批判するだけでなく、まず自分の能力で日本を再生するパワーの会社の一つになれれば、とゴーンさんの話をきいて考えさせられました。