約2ヶ月間もブログ更新が途絶えてしまい、友人から「ちゃんと生きていますか?」というメールも頂いたりしたこともありましたが、業務時間外の空いている時間のほとんどは試験勉強をしておりました。『かづな先生のセカンドオピニオン』がお休みの日曜日とかは水筒とお弁当を持参し、自宅近くの予備校の自習室で1日中勉強していた日も多かったです。
8月25日(日)は国家資格『社会保険労務士』の試験を明治学院大学で受験してきました!初めての社労士資格への挑戦でしたので少し緊張しましたが、明学は母校である頌栄女子学院と同じ高輪台駅だったこともあり、とても馴染みがある試験会場なので良かったです。
社労士試験の合格率は約7%という難関資格の一つですので、100人中93人は不合格ということになります・・・(※平成24年度は受験申込者数:66,782人、受験者数:51,960人、合格者3,650人、合格率7.0%)
60%や70%以上得点すれば自動的に合格という絶対評価の試験ではなく相対評価の試験ですので、現時点では何とも言えない状況です・・・またこの試験のシビアな点は、各分野ごとに足切り制度があり、総得点でかなりの高得点を獲得したとしても、ある分野で思うように得点できず、最低ラインをクリアできないと不合格になってしまうというひとつのミスが致命的になる試験でもあるのです。
試験時間はAM9:30からPM13:00、PM14:30から15:50という長丁場でしたので、終わったときは何ともいえない脱力感がありました。
ゴールデンウィークあたりから答練や模試が続き、結果はAからE判定までありますが、私はC・D判定が多く、後半はB判定がちょこちょこ登場という感じでしたので、試験当日まで一度も安心したことは無かったです。
最後の最後まで合格という希望を捨てずに、粘り強く頑張りましたが、毎年1点に泣く受験生が続出する試験ですので、何とか合格ラインを超えてくれていることをただただ祈るばかりです。
合格発表日は11月8日(金)です。合格者は受験番号を官報に公告され、厚生労働省並びに試験センター及び都道府県社会保険労務士会に掲示等も行われるとのこと。
また、ファイナンシャルプランナーの最高位の資格である国際ライセンスの『CFP』ですが、社会保険労務士資格と範囲が被る部分も多かったことと、私の日常業務にもプラスになりますので、同時に勉強をしてきましたが、先月無事全6科目合格を果たすことができました!
アラフォー世代である私くらいの年齢になると、新しいことというよりは、今までやってきたおつりで、色々なことが十分やれることが多くなりますし、小さい子供がいたりするママは、毎日があっという間に過ぎていくものです。
娘がもう少し大きくなり、落ち着いてから勉強しようとも考えましたが、そんな厳しい環境だからこそ、高い目標設定へどこまでできるのかチャレンジしてみたくなったことと、「やるなら今しかない!」と熱い気持ちになったことが、勉強を始めたきっかけです。
これからの時代のお金の相談は、年金の専門知識が特に重要になってきますが、やはり国家資格であり業務独占資格でもある社会保険労務士の存在意義はますます大きくなってくると思っています。
社会保険労務士とCFPとのダブルライセンスにより、より一層内容の濃い仕事をしていきたいですし、業務の幅を広げていけたらと思っています。将来的には社労士事務所も開きたいと考えていますので、夢を実現するためにも、今回の試験で合格できたら本当に嬉しいです。