03. つれづれ日記

『器 たつのこ』に学ぶ

昨年の9月に頼んでいた長女のランドセルがようやく届いたのですが、私がはこのままの環境が続けば良いと思っているため、開けると小学生モードになってしまうのではと怖がっている田中香津奈です。

今週末の土・日2日間は、急遽参加をきめたマーケティングセミナーの初回でした。現在HP制作をお願いしている方から、「是非、かづなさんの今後のビジネスに役に立つので、受講してみては?」という提案をいただいた経緯があります。

保険営業パーソン、FP、士業といった私が普段ビジネスをしている人が一人もいないセミナーで、とても新鮮な空気の中でスタートしています。「働く女性の資産形成を支援する」をミッションにかかげた、「フェリーチェプランアカデミー」の仕組みづくりを完成する目的で参加を決めました。

昨年から取り組んでいますので、メルマガ、セミナー内容、などほぼ完成に近い形なのですが、何せ約6年ぶりの自社セミナーに向けての最終調整なので、私自身が緊張しています。今までの個別相談の声を元に構成していますが、「あくまもベースは硬派な真面目な内容だけど大丈夫なのか?」等々、そんな不安でいっぱいです。

そんなことで、いかに良いと思ったものを作っていたとしても、情報発信の仕方でどれだけ変化があるかということを考えています。そんなとき、最近私がはまっている器やさんの販売展開がとても参考になりました。よくこのブログに登場する、東京・青山「国連大学」で週末に開催されるマルシェ。

最近は、食だけでなく、アンティークマーケットというコーナーもあります。そこではまっているのが、『器 たつのこ』。このお店の特徴は中古品ではなく、デッドストックである新品になり、長年窯の倉庫に眠っていた食器を店主が買い付けて、このように販売しています。

要するに主に海外輸出用(主にヨーロッパ)向けに生産されたクオリティの高いMade in JAPANの器です。例えば、このブルーラインのお皿ですが、1950年~1960年代に、瀬戸・多治見地方で生産された白磁器のうち、ブルーラインのものはフランスに輸出されていました。

海外に輸出されるかもしれなかった食器が、こうして陽の目を浴びるというところに物語があります。一見、話べたな店主ですが、店舗をかまえていたときは、売れ行きさっぱりだったという話もしてくださるほど、ざっくばらんな感じ。ある時から、「待つ」ビジネスではなく、「出向く」ビジネスにしたところ、風向きが変わったとのこと。

これは、飛行機で機内食に使われるお皿。よく見ると、センターにシンガポール航空のロゴが入っています。試しに2皿買い、朝食に使ったところ、娘達に大好評。ダラダラ食べしていた朝食が、あっという間に終わるようになったのです。

追加購入をしようと思ったのですが、ロゴ入りは売り切れとのこと。何か動きはないか!と、思わず、器を見に行ってしまいます。やはりリピーターが多く、飲食店の方も来店されるようです。

昨年、梅田の阪急百貨店で初出品したようですが好評のため、今年もやるようで、その他、京都の東急ハンズでも呼ばれているとのことです。シンプルな食器ばかりですが、興味のある方は是非足を運んでみてください!

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