こんなに1年間突っ走ってきた年はなかったと思います。12月ですので、まだ振り返るのは早いかと思いますが、今月の16日は、「株式会社フェリーチェプラン」の設立日でもあるので、なんだか感慨深くなっています。
よく「創業記念セール」とかいうのを見かけますが、そんなに創業が喜ばしいことなのか気持ちがよくわからなったったのですが、実際自分が会社を設立してみて、その意味が少しわかったような気がします。
そろそろ年末も近くなってきたので、ちょこちょこと家のお掃除をし始めていて、いっぱいになりつつある本棚の中から懐かしいファイルを見つけました。
『コミュニケーション スキルアップ研修』確か、24歳のとき。入社3年目でしたが、毎日同じことの繰り返しである生活になんだか嫌気をさして、指導員さんにお願いして社内の研修に1泊2日で参加させてもらった記憶があります。
最初のシートには、『日頃あわただしい会社生活を送っているので、学生の時のような「自分で考え、分析する」機会をこの研修でもちたいと期待してきた。』と率直な気持ちを書いてあります。
本当は、5年目以上のスタッフが対象で、しかも女性限定。仲良しの同期と一緒に参加したのですが、全国から集まる諸先輩に混じってなんとか2日間、のりきりました。
一時期ブームだった「エゴグラム」に基づいた研修だったのですが、お互いの第一印象を言い合ってみたり、自分の長所を考えてみたり、自分の幸せなときを考えてみて、それを絵にしてみたり。
(いくつになっても、絵は下手です・・・)
改めてみてみると、8年前のこのときに幸せと考えてきたことは、現実化されているかなぁと思います。おもしろいのは、「ビジネス」に関することが全く描かれていないこと。
そう思うと、私のビジネスに対する考え方は、「自分で考え、学ぶ。そして、新しい自分を発見したい。」という欲求を満たすことの一つの手段としてビジネスに関わっているのかな、と思います。ビジネスを通して、今いろんなことを学んでいます。そんな機会がある私はとても幸せだと思います。
設立1年目迎えて、これからどんな自分になりたいのか、そして「株式会社フェリーチェプラン」をどうしていきたいのか、24歳の私のように絵を描いてみようかな、そしたらその考えが実現化される、という日が来るから。ふと立ち止まって考えるということは、やはり大切ですね。