ここ数年、保険会社の広報部の方のご訪問は遠慮していたのですが、本日、東京海上日動あんしん生命とアフラックの広報部(※経営企画部という保険会社もあり)と久しぶりに情報交換をした田中香津奈です。
左手前の眼鏡をかけられている男性が、あんしん生命・企画部次長の白井健史さん。アクチュアリーの資格があり、保険数理のスペシャリスト。
商品説明もあったのですが、今回は割愛させていただきまして、2016年から実施している社会貢献活動の1つをご紹介します。
遺児への教育・養育支援があります。
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■奨学金制度
大学生等に対する「給付型奨学金」年間30万円
■幼児教育支援制度
未就学児童に対する「進級お祝い金」年間3万円
&ベネッセのこどもちゃれんじ&入学時に
ランドセル贈呈
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素晴らしい制度ですが、がんなどの疾病により親御さんを亡くした未就学児童を対象にした「幼児教育支援制度」は募集が少ないとのこと。今年度の募集は10月31日(水)までです。あんしん生命での契約の有無にかかわらず応募できますので、何かのときにご案内していただけますと幸いです。
午後からは、アフラックの広報部に訪問していただきました。広報部長の小島孝之さんと、主任の古谷亜紀子さんです。小島部長は私の一つ上の優しい先輩なんですが、昔から誠実で、営業マンとしても多忙を極めていました。
「保険市場」で有名なアドバンスクリエイトを5年もメインで担当していたので、飲み会に行っても、電話は鳴りっ放しだったのが、昨日のことのよう。
ひょんなことから、私はアフラック野球部の自称マネージャーをしていたことがあり、その頃、小島さんはキャプテンだったのですが、そんな先輩と、このような形で再会するのは感慨深いです。
古谷さんは、入社7年目の笑顔が素敵な女性です。誰からも愛されるタイプで、優しさがにじみ出ています。
あえて、言わせていただくと、アフラックはCMなどを担当している広告宣伝部は強いのですが、広報部は限定的な活動はあったとしても、全体的にはほとんど役割を果たしてこなかった時代が長かったので、これからに期待しています。
高校生向けの奨学金制度も1995年から始まっていて、奨学生の総数は2,641人、給付額は累計で16億円を超えています。そんな中、今アフラックが力をいれているのが「がん就労支援制度」です。
実は、安倍内閣のスローガンの1つである「働き方改革」は3つの柱になっています。
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1)長時間労働の是正
2)同一労働同一賃金
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ばかり報道されていますが、
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3)治療と就労の両立支援
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もあります。実際、がんと診断されると、2週間くらい頭が真っ白になるそうです。
*身体面「治療はどうしよう」
*心の面「見通しに対する不安」
が精一杯で、
*生活面「仕事はどうしよう」
まで考えることができにくい。そのため、思考停止状態になり「いったん仕事をやめよう」と思ってしまうようです。
そんなときに、「働いたり休んだりできるのか」「就業規則を読んでみる」など社会保険労務士の知識や経験が活かされるということで、社労士全体で「がん患者等の就労支援」に取り組んでいます。
そんな時代の流れもあり、アフラックも「がん就労支援制度」に積極的に取り組んでいます。まだまだお伝えしきれないことがありますが、こういう埋もれそうな話題にも各社スポットを当てて、情報発信をしていければと思います。