少し前のことですが、保育園に高校3年生の何人か、職場体験学習に来ていました。偶然にも、聖心の生徒さん達だったので、私が大学卒業と同時に子どもができていたら、多分娘というくらいの年齢なんだなぁとダブル親近感が湧いたので、話かけてみました。
将来保育士さんになりたい人が来ているわけではなく、そのまま内部進学したり、受験して看護師さんになりたいなど、それぞれでしたが、共通していたのは、夢を語るときの目がキラキラしていました!
この前、祖父から私が小学校5年生のときに、確か、朝日新聞か読売新聞に載ったときの記事を大事にとっていてくれていて、私に手渡してくれました。
夢は、保母さんで、『三つ子のたましい百まで』ということわざをあげて、どのように教えたかで一生が決まるという、この大変な職業に挑戦してみたい、そんなことを書いていたのですね。何だか感慨深いです。
次は、先日行われたメットライフ生命主催のセミナーについて。以前からFP&メディア向けセミナーというのはありましたが、今年からFPのみを対象に、定期的にセミナーを行う予定ということ。記念すべき1回目は、ティーペック株式会社社長の砂原健市氏による講演。
お母さまが34年前、くも膜下出血で倒れたとき、救急車の搬送先に 脳外科がなくて、処置まで17時間かかったため、半身麻痺になってしまった。最初は『怒り』だったが、2年後、「病気になったとき、補完的サービスとして、 民間で相談できるシステムができないか」を考え始めたということです。そして、23歳からアリコの代理店をしていた砂原社長は、平成元年にティーペック株式会社を設立したとのこと。
【ティーペックの砂原社長と】
事業展開はまず、2つ。1つ目は、「24時間健康相談」。24時間であることに意味があるということで、 当時ムリといわれていたことに挑戦。2つ目は「名医にかかれば病気は治るんだ」という名医の紹介サービス。平成4年~5年頃、すでに欧米で普及していた「セカンドオピニオン」を日本でもやりたい!と思い、各地でその重要性を講演。
日本は患者と医者の信頼関係が厚いので、 30年~50年はかかるよ、そして、24時間健康相談で 成功しているのに、ティーペックが名医評価するなんて、業界タブーを実行して、今までの成功実績に泥をぬるようなことをすることはないという反対を押し切ったとのこと。
事業展開できたキッカケが、平成5年10月、当時200万部のベストセラーとなる本も出版されていた聖路加病院の日野原先生が聴講して、「感動したのでヘルプしましょう」というのがきっかけで、 『ドクターオブドクターズネットワーク』という名医の紹介サービスができたとのことです。
今回3つ目の新サービスとして、『ベストホスピタル』が登場。一定の条件が満たされる場合、病気の症状や希望する治療法に合わせて、各専門分野の医師が在籍する最適な医療機関でも受診を手配し、紹介してくれるサービスです。保険商品選びの際は、ティーペックが無料で付帯している保険会社を選ぶというのも大事な選択基準のひとつです。
砂原社長の夢を実現化する、そのパワーに本当に感動させられました。
そして、私はというと、マーケティング勉強会をペースメーカーとして、これからやっていきたいことの具現化の完成形に近づいてきています。発表できる段階になりましたら、改めてブログにてご案内させていただきます!