06. 金融・保険のこと

陽子線治療 筑波大学付属病院にて

3連休の最終日である11月3日(月・祝日)は、陽子線治療の見学で茨城県つくば市へ。

平成23(2011)年頃から、ここの施設の見学会を、メットライフ生命の広報部の方々が企画してくださっていましたが、妊婦だったり、試験前だったりで、なかなかタイミングが合わず、参加できませんでしたが、この度やっと行くことができました。秋葉原からつくばexpressに乗って45分。そこからバスに乗り、5分ほどで筑波大学構内に入ります。

国内でもっとも早い昭和62(1987)年から陽子線の研究を始め、平成13(2001)年から治療を行っているのが、筑波大学付属病院 陽子線医学利用研究センターであり、大学と併設されている病院は数少ないとのこと。

陽子線治療とは、厚生労働省が認める先進医療技術の1つで、主にがん治療で行われます。同じくがんの先進医療である重粒子線治療に比べて体への負担が少ないといわれているため、近年、小児がんの治療で行われていることが多くなっています。ただし、この治療ができる施設は、現時点で国内に8箇所しかない上に、治療費そのものが250万円前後からととても高額です。

【先進医療として陽子線を実施している医療機関】(厚生労働省HPより 平成26年3月1日現在)

今回、治療施設をキャラクターデザインで装飾するという試みが実現し、オープニングセレモニーと一緒に施設も見学できることになりました。

小児がんの治療を行うにあたり、少しでも子どもたちの精神的負担を軽減できるよう、「スヌーピーのポスターを貼れないか?」と病院側がメットライフ生命に打診したのがきっかけとのこと。スヌーピーも駆けつけ、実際に治療を受けている患者さんやそのご家族の方から大きな歓声が。

一番左は、メットライフ生命のシャー社長です。

実際の施設は、スヌーピーのメッセージから始まり、

無機質だった壁が、スヌーピーのキャラクター一色となった廊下を通り、

目隠しカーテンもかわいく装飾されています。

実際の照射台ですが、キャラクターも明るい印象なので、気分も和らぎます。

3歳のお子さんでも、この台に乗り、1人で治療と向き合うということです。大人でも、この台に乗って治療するのは、恐怖感がありますので、同年代の子をもつ私としても、キャラクターでラッピングしている医療施設という試みはとても素晴らしく共感を得ました。

副作用、合併症を減らすために、小児がんにおいて陽子線治療は有効的で、このような最高水準の治療法を確保するために、備えておきたいのが、「先進医療特約」です。先進医療の技術料を保障してくれる保険は、単品では加入できず、医療保険やがん保険の特約として加入することになりますが、月々100円前後という割安な保険料で、先進医療にかかる技術料を最高2,000万円まで保障してくれます。

万人にとって先進医療が最高の治療法とは思いませんが、有効な治療法のひとつであることは間違いないことでしょう。

小児がんに限らず、子ども達が将来大病をした場合に、経済的な理由で、最高の治療を受けることができないということだけは、避けたいものです。治療したくても出来ないというのと、出来るけど選択しないというのは、同じやらなかった場合でも大きな違いがあります。

もしお子さまが、何らかの医療保険やがん保険に加入しているのであれば、今一度「先進医療特約」の有無を確認してみてはいかがでしょうか。

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