9月26日(月)発売の「週刊現代」で、生保が売りたくない「客が得する保険」の特集で、私のコメントが掲載されました。
共通して言えることは、「貯蓄性が高い商品」だということです。あまり得をしないような商品をあえて販売している理由は、総合保険会社として、どうしても格好がつかないからです。
死亡保障までも「定期保険」のみにしている方は、相続のことを踏まえて、必ず受取人がもらうことのできる「終身保険」を取り入れてください。死亡保険において、「終身保険」は基本中の基本であり、保険料が安い定期保険のみに加入することは、保険会社が得する確率が非常に高く、保険料も安いには安いなりの理由があるということです。
10月に入り、合併により保険会社が2社誕生しました。
●三井住友海上きらめき生命+あいおい生命=三井住友海上あいおい生命
●損保ジャパンひまわり生命+日本興亜生命=NKSJひまわり生命
保険商品はそれぞれ前社の商品を踏襲しますので、後社での内容の良かった商品は、9月末で売り止めですが、新会社でも、最高水準の商品を取り揃えており、オススメできる総合保険会社になります。
これから予定されている合併情報としては、来年1月からジブラルタ生命とAIGエジソン生命が一緒になり、前社の商品を踏襲します。
その他、保険関連情報としては、10月よりオリックス生命が引受緩和型の終身保険「ライズ・サポート」を新発売します。引受緩和型、つまり持病のある方、過去に入院・手術をされた方が加入できる死亡保険ですが、加入には十分注意が必要です。
死亡の緩和型は保険料が割高な上、終身払いしかないので、支払った保険料の方がもらう保険金より多くなってしまう確率が高いからです。
私の仕事は、「客が得する保険」を案内し続けることでもありますので、有料ではありますが、よろしければかづな先生のセカンドオピニオンをご利用ください。
もうひとつ、私的にはビックニュースをひとつ。
メットライフアリコが、9月30日付にて日本法人への移行を発表しました。アフラックやアリコは、米国本社の日本支社として参入していたため、税金の多くは本社のあるアメリカに支払われています。契約者にとっても社員にとっても、直接影響はないことなのかもしれませんが、やはり、日本法人の方が日本に根ざした企業という印象を受けます。
アフラックは個人保険・個人年金保険の合計保有契約件数が2000万件を越えるような大保険会社ですのでアリコに続いて、日本法人化することを願っています。
最後に、娘の朝食前(起きたて)と、寝る前に歯磨きをしているところです。
あと、40日くらいで1歳を迎えようとしていますが、本当に早いものです。