久しぶりに神宮前の事務所に行ってきました。
個人相談の再開の目途がついていないので、まだまだ、完全復帰とまではいかないですが、ライフネット生命の事業開発部の菅さんと、商品開発部の杉田さんの3人で、今後の商品開発や認知度向上などの意見交換会をさせていただきました。
私が在籍していた頃のアフラックは、「アフラック=がん保険専門の保険会社」というイメージが強い、アットホームな組織でしたが、この10年で「組織力・商品開発力・CM力」の強化で、他社とは一線を画す大企業に急成長しました。
アフラックが成功した要因というのは、私なりの答えは出ているのですが、今回、今までの経験等を交えて、ざっくばらんな意見交換ができたのではないかと思います。
ただ、娘を預けることに関しては四苦八苦していますので、結局は、事務所に連れてくることにしました。(今月、保育園の申込がありますが、相当厳しそうです・・・)面談フロアの裏に、イスを2つくっつけた簡易ベッドを即席で用意することに。すやすや寝てます
ただ、この状況が改善されない限り、個人相談の再開はできないので、現在、どうしようか本格的に考え、各方面調査している最中です。
次の日17日(金)は、アリコジャパンによる「生命保険とインターネット」という記者・FP向けのプレスがありました。
アリコジャパンは米保険最大手のメットライフ社が1兆3000億円で買収。そのため、来年2011年4月以降に新生メットライフアリコとして、スタートを切ります。要するにAIGから、メットライフ社に株主が変更したのです。
新株主であるメットライフは140年の歴史がある米国最大の生命保険会社。株主変更により財務基盤が安定しましたので、アリコに対する懸念材料は少なくなってきました。
アリコはインターネット事業にこれから特化していくのではなく、webサイトをハブにして、顧客のニーズにあった申込経路を提供していくとのこと。どちらにせよ、メットライフが株主となったアリコは、潤沢な資金がありますので、来年以降は、すごい勢いで、攻勢をかけることが容易に想像がつきます。
ただ、今までのアリコは、何か新しいことを始めようとすると、個人情報漏えい、保険料の着服などの問題が発生してしまい、他社に比べるとそういうマイナスの事件が多いのも事実です・・・
社内のシステムと社員のモラルの問題かと思いますが、これから新しく生まれ変わるアリコは、個人情報・コンプライアンスに対して問題がないことを願うばかりですし、リーマンショックを発端とし、直近の約2年もの間、特に苦労した会社なので、応援していきたい気持ちがあります!
最後に簡単に上位外資系生保について整理しておきますが、AIGグループがどこに買収されたのかをみるのが分かりやすいでしょう。
●アリコジャパン ⇒メットライフ社による買収
●AIGエジソン生命 ⇒プルデンシャルによる買収
●AIGスター生命 ⇒プルデンシャルによる買収
こうして「AIGブラザーズ」は、長男がメットライフ、次男・三男がプルデンシャルに無事引き取られていきました。これからの外資系生保は、プルデンシャル&アフラック&メットライフアリコの三つ巴の時代に突入していきます。