05. 雑誌・マスコミ 09. 妊娠・出産生活

妊娠・出産にかかるお金 その3(最終回)

ご報告が遅くなりましたが、12月21日(火)発売の「Can Cam(キャンキャン)」の特集、『ホントのトコロ、妊娠と出産にいくらかかるの?』に登場しています。

実際妊娠すると、慌てて妊婦向け雑誌を買う方が多いかと思いますが、ことさらお金に関することは複雑、かつ、詳細に書かれている記事が多く、妊娠・出産にはかなりのお金がかかってしまう印象とのこと。

取材の際には、「ざっくりマネー解説でお願いします!」というリクエストがあったので、私の母子手帳や実際の助成制度の資料を活用しながら進めていきました。(細かいですが、私が実際に使用した母子手帳が採用されており、よくよく見ると、私の名前が載っています!)

取材時は妊娠10ヶ月、予定日まで1週間ちょっというところだったので、私のケースは「妊娠中編」の情報提供です。この記事に少し補足です。注)私は渋谷区在住なので、東京都渋谷区のケースです。<もらえるサービス・お金>は住んでいる自治体によって異なります。

妊娠<もらえるサービス>
妊婦健診受診票   14枚
妊婦超音波検診表  1枚

使用目安
●妊娠初期〜妊娠23週まで(4週間に1回)・・・4回
●妊娠24週〜妊娠35週まで(2週間に1回)・・・6回
●妊娠36週〜出産日まで(1週間に1回)・・・・・4回

<かかったお金(支出)>
私は途中不安になり、2回オーバーの16回通いました。

*妊婦健診費・・・以下有料分

初期検査 2万円
妊娠20週の貧血検査など 5千円
妊娠30週の血液検査など 5千円
「妊婦健診受診票」の差額 2.5千円×10回=2万5千円
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計           5万5千円

*マタニティグッズ

下着やレギンスなど     4万5千円

約10万円の支出となりました。

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出産<かかったお金(支出)>

初産婦・自然分娩の場合、5日間で退院の予定ですが、「妊娠高血圧症候群」と「帝王切開」の診断となったため、12日間の入院。血圧が思うように下がらない上、帝王切開後の体調も思わしくなかったので、途中から個室へ移動。歩行もままならない状況でした・・・出産費用は以下の通りです。

入院料         36,000円
差額ベッド代     197,500円(4泊5日分)
分娩介助料      366,000円
新生児管理保育料  56,700円
産科医療補償制度  30,000円
一部負担金      173,600円
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計          859,800円

<もらえるお金>事前に「出産育児一時金直接支払制度」に合意していたので、退院時の清算の段階で、事前に差し引かれていました。

*出産育児一時金  420,000円

実際の精算額    439,800円(クレジットカードによる清算

今回は、異常分娩という扱いですので、加入している民間の医療保険から給付対象となりました。申請してから3日後に振込が完了です。

*民間の医療保険給付金  220,000円

そして渋谷区からは、

*ハッピーマザー給付金 80,000円

結果として、439,800円ー(220,000円+80,000円)=139,800円

地域差もありますが、、子どもを産むのは躊躇してしまう・・・、と思っている方にはそんなにお金はかからない!ということを私自身の体験談で レポートしてみました。

公的制度を上手く活用すると、いろいろな特典を受けることが可能ですが、あくまでも申請主義ですので、申請しない限りはもらうことはできないことがポイントになります。あとは、確定申告で「医療費控除」を申請することにより、還付金をもらう予定です。

最後に一生懸命、大声で「オギャァァァ!!!」と泣いている娘の様子。泣いている顔もまた、可愛いものなのです!

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