06. 金融・保険のこと

久しぶりに怒られました・・・

実は札幌出張から、事務所に戻らず直行した場所がありました。新入社員研修を請け負う某金融機関の本店です。銀行の窓口で全種類の保険が加入できるようになる、「銀行窓販」が始まって約半年。

『銀行業界が待望していた医療保険など第三分野商品の販売も不発気味だ。昨年12月に窓販が解禁されたが、説明の難しさは投資商品の比ではなく、保険会社による「不払い問題」の主舞台にもなった。各行は今期から本格的に取り組む考えだが、現場はさらに尻込みしており、収益の押し上げは期待薄といえる。』(日本経済新聞、2008年5月23日朝刊【4面】視界不良の大手銀行・下より)

との報道もあり、銀行において保険を売る文化がなかった職場において、先輩社員の成功例を見ることができないということは、私の研修を受講することによって、保険募集ができる、できないかが決まる!といっても過言ではないと思い、ご依頼をいただいてからかなりの時間を割いて用意をしていました。

大事なことは資格はあれど、『保険の考え方』が根底に流れていないために、お客様を納得させるところまではいかないというのが現状で、私はそれを打破したいと思っていました。資格なんて、使わなければ意味がない。車で例えるなら、ペーパードライバーは何の意味もないということです。

そこで試験のテキストと並行して考えたのが、実際扱っている保険商品の資材、具体的には

1.申込書
2.意向確認書
3.告知書
4.口座依頼書
5.パンフレット
6.約款
7.注意喚起情報

の7点セットを用意しようと考えました。契約者・被保険者・受取人などの用語が7点セットにはたくさん入っているのはもちろんのこと、資格をとって、保険募集するまでの一連の流れを体感してもらいたかったからです。

『百聞は一見に如かず』私は、新入社員のみなさんに現物をみてもらいたい!という思いから手配しようとしたら、逆鱗に触れてしまったようです。

理由は、「私が研修をするということ自体、外部に漏れてはいけないし、内部機密に反するような言動だから」ということらしいです。「仕事観」の相違がかなりあり、結局その溝が埋まることはありませんでした・・・

今回は私の行動が裏目に出てしまい、変革の風を吹き込むことができませんでしたが、私は、これからも萎縮することなく、仕事をしていきたいです。

そんなこともありましたが、昨日はプルデンシャル生命の広報の方とお会いする機会がありました。商品売りをするのではなく、保障から考える保険のプロ集団です。アメリカから日本に『保険の考え方』を持ってきて、広めたという功績があります。改めて感動することが多かったです。(プルデンシャル生命とソニー生命はもともとは一緒だったんですよ。)

某金融機関とプルデンシャル生命を通じて、販売チャネルの選択こそが、その人の保障そのものを決定付ける大切な一歩であることを実感しました。

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