今年10期目である株式会社フェリーチェプラン。
会社を設立した平成17(2005)年12月から、ちょうど10年前になりますが、走り抜けてきたという思いがあります。子供がいなかったこともあり、実質独身時代とあまり変わらない自由さがありました。
現在は子どもがいますので、あの頃のような自由さは全くないですが、不自由さの中にこそ自由があることを実感する毎日です。
当時、FP(ファイナンシャルプランナー)の認知度もまだまだといった感じでしたが、書籍・雑誌、新聞やサイト、テレビやラジオといったメディアから取材を受けてきました。私はメディア露出を目的とするライターFPではないので、最初の接点はかなり受け身な感じなんですが、いざ仕事を引き受けると、全力でやらせていただきました。
今振り返ると田中香津奈という存在を知ってもらうことに、有効な手段でした。
また、日本経済新聞主催のセミナー等を通じて全国で講演をさせていただいいた機会があったことは仕事運も味方してくれたと思います。
個別相談では、生命保険相談だけでなく、住宅ローンや損保についても幅広い金融の知識をベースに、プロとして中立・公平な立場で最も有効なアドバイスをしていくことを最優先にしてきました。
この10年で、FP(ファイナンシャルプランナー)は銀行、保険会社などの金融機関、または住宅業界に勤務している人にとっては当たり前の資格となり、インターネットでは保険の比較サイトがあふれ、街中には無料の保険相談ショップが乱立状態ですので、本当に自分に合った情報が分かりづらくなっています。
FP業界は離合集散を繰り返し、最終的には組織で動くというよりは、個々が強くなって動くという原点回帰の流れにあります。そんな中、保険不要論をひたすら繰り返す一部のFPがいますので、ますます有効な情報が取りづらくなっているのが現状です。
これから私は今までの経験を活かし、『CFP』『1級FP技能士』『社会保険労務士』資格の相乗効果により、バランスの良い、現実的な情報を提供していきます。
40代となった今、ひとつの区切りとして、今までの経験と知識を活かした仕事を継続していくのに、まずやらなくてはいけないと思ったことが、ホームページのリニューアルです。TVの「住宅ビフォー・アフター」のように、継ぎ足しできたホームページですので、ページ数もどんどん多くなり、整理できていない状況になっていました。私のホームページは情報提供系のサイトですが、リニューアルに向けて、まずはコンテンツを整理していくことに重点を置きました。
サイトを通じて、初めて田中香津奈にアクセスしていただいた方に、活動実績が一目で分かるように、
*執筆&メディア活動
*書籍情報
*過去に開催したセミナー
*セミナー参加者の声
にカテゴリーを分けました。
そして、多くの方が参考にしていただいている「かづな先生の保険ゼミ」。
平成16(2004)年1月11日から平成17(2005)年12月までの2年間、毎週アップしていったことによって完成した全100回のコンテンツです。
当時は、生命保険の情報系コラムというものが無かったのですが、10年を経て、今一度目次から見直し、実務家FPならではのコンテンツにリニューアルをかけていきます。
現在の活動についてですが、予定では来年4月、次女が保育園に無事入れたら本格始動しようと思っていたのですが、(0歳児入園は、待機児童の約6割を占める狭き門のため、来年2月まで入れるか未定・・・)、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命にて、全国の支社を対象に相続セミナーの講師のお話をいただいています。
現時点で、来年1~3月の間、熊本・静岡・沼津・浜松・沼津・北九州・茨城・福岡・京都での開催が決定しています。『必ずもめる相続と保険活用法』というオリジナルのレジュメを元に、分かりやすくお伝えできればと思っています。
相続税の対象外の方も、人が亡くなれば相続が自動的に発生してしまいます。
お金は揉め事の一番の原因であり、身近なところでは現在私の母と母の妹との間で、お互い弁護士が介入し、全く解決の糸口は見つからないようです。祖父は健在なのに、恥ずかしながら泥沼化してしまっており、今思うと祖父があの時にああすれば良かったのではないかと思うことがいくつかあり、このことも、セミナーではお伝えさせていただく予定です。
これからも新ホームページを通じ、セミナーや個別相談にて直接みなさまとお会いできる日を楽しみにしています!