2月1日の日本経済新聞1面に、金融庁が保険販売ルールを2015年中にも創設するとの記事がありました。
なぜその商品を勧めるのか理由を説明するほか、顧客の意向を聞かずに個別の保険を勧誘するのは禁じる方向であり、たとえば、複数社の商品を取り扱う乗合代理店では比較販売する場合、勧める商品が他と比べてどこが優れているのかを説明するようにするとのこと。とても大切なことですよね。
しかし、この販売ルールは保険販売員のモラルの問題でもあるわけであり、保険会社本体から大型代理店に支払われるインセンティブ制度の撤廃と、実績に応じた手数料格差の撤廃をしない限り、この問題は抜本的な解決には至らないのではないでしょうか。
漢字生保の中にはいまだに特約てんこ盛りの商品を販売し続けていますが、特約が多いと商品内容は複雑化しますし、比較もしづらくなってしまいます。
良いか悪いか分からなくすることにより、何となく継続させることを目的とし、保険会社本体の最大の狙いではあるのですが、
主契約に対して特約最大2つまでにする!
更新制度も原則禁止!
などの規制をすれば、少しは健全化するのではないかと思います。
次に、2月1日からファインナンシャルプランナー(FP)資格の最上位であるCFP(R)認定者となりましたのでご報告です。
●CFP(R)・・・民間資格(日本FP協会)
●1級FP技能士・・・国家資格(厚生労働省)
●大学課程・・・民間資格(生命保険協会)
これにて、三大FP資格の最上位資格はすべて取得したことになりますが、FPというのは、業務独占資格ではないからこそ、実務経験と活きた知識がより重要になってきます。
最上位資格を取得していても、上辺だけの知識の要約や、保険料の安さや戻り率比較に終始してしまっている方もいますが、商品の特徴をしっかりと伝える時代です。
2月1日の日経新聞の中で、金融庁は勧める商品が他と比べてどこが優れているのかの説明義務を保険販売員に求めているわけですが、実は、FPにも問いかけられているのではないでしょうか。
そしてこれからの時代は、FP資格は、税理士・社会保険労務士・行政書士といった業務独占資格のプラスα資格としての役割がますます強まっていくのではないかと思っています。
正式に社会保険労務士になった暁には、事務所の屋号を『かづなFP社労士事務所』として、新たな活動を行う予定です。
私は今まで、数人のFPの方々と協力して、仕事をしてきましたが、10期目を迎えるにあたり、一緒にやっていく人を募集することにしました!
なかなかホームページが更新できない状況が続いていますので、取り急ぎ、ブログで募集を告知したいと思います。今回の募集の概要としては、『未経験者大歓迎!』です。募集人数は若干名。
35歳以上の未婚女性または母子家庭のママを希望しています。ブログ等を見て私の考え方に賛同できる方であれば、ウエルカムですので、ご興味ある方は、まずは弊社事務所まで履歴書を送っていただけますと幸いです。ご応募、お待ちしております!
※一定数の募集人数に達しましたので、2014年2月28日(金)をもちまして、受付は終了いたしました。