妊婦さんになれば、必ずと言っていいほど手にとることになるといっても過言ではない、マタニティ雑誌No.1!の『たまごクラブ』6月号のお金の特集にて監修させていただきました。
私自身が、妊婦時代に大変お世話になったこともあり、P192の編集部通信でも写真入りで登場させていただいています。今回はちょこちょこ写真を採用していただき、P48の「将来のお金を確実に貯める方法」では走っているようなポーズでの全身写真も掲載されています。
学資保険選びのチェックポイントや死亡保険の選び方なども掲載されていますが、死亡保険について間違った必要保障額の算出方法をする場合が多いので、ブログでも追加でお伝えさせていただきます。キーワードは【遺族年金】と【収入保障保険】です。
先日も国民年金未納率がアップしているというニュースが報道されていましたが、国民年金もしくは厚生年金保険料は、将来自分が老後にもらう年金(これを『老齢年金』と呼んでいます)のためだけに支払うと思っている方も少なくないですが、実際には、今から解説する死亡した場合、主に子(この場合の子とは18歳の年度末までを指します)のある妻、または子どもが受け取ることができる【遺族年金】、そして障害状態になったときにもらえる『障害年金』の3つの可能性があるのです。
将来年金がもらえないから、という理由で、その分の保険料を積み立てたり、民間の個人年金保険に充当するといったお声も上がりますが、後者2つの機能は、民間の保険商品にはありません。
前置きが長くなりましたが、【遺族年金】についてです。一家の大黒柱が万が一のことがあった場合で18歳以下のお子さまがいらっしゃる場合で、遺された妻が年収850万円以上でない限り、国から月々15万円前後の年金が支給されます。(ご主人が会社員で、厚生年金保険料を支払っているモデルケースです)
また子どもが1人増えるごとに支給額もプラスされます。この【遺族年金】を考慮しないでの必要保障額の算出が意外に多いものです。今回取材を担当してくださったライターの方も、「遺族年金って、みんな知っていることなんですか?!知らなかったです。。。」と感想をおっしゃってました。
次に【収入保障保険】という保険商品も知られていそうで、案外知られていないです。定期保険の中では最安の保険料であり、お守り代わりの死亡保障としておススメできます。
簡単に説明しますと、一家の大黒柱が万が一のことがあった場合に、3,000万円とか5,000万円といったまとまった保険金をもらうのではなく、月々10万円など分割して保険金をもらうという内容です。
定期保険ですので、保険期間は決まっています。そのため、早く亡くなれば、月々10万円でも、何十年ももらい続けると数千万円の保険金額になりますが、保険期間設定直前に亡くなると、残された家族としては、「月々10万円」というのは変わらないのですが、保険期間が終わる寸前になくなると、受け取る総額は少なくなります。
ほとんどの生保会社は【収入保障保険】の類の保険商品は取り扱っていますが、「○歳のときに亡くなったら、死亡保障はいくらになります。」という細かい設定を表示するのが困難という理由で、広告宣伝を打つことができず、認知度が低いままというのが現状です。
【収入保障保険】は分割で受け取る設定で加入しますが、実際万が一のことがあった場合には分割で受け取るだけでなく、一括でも受け取ることもできる選択肢があるという点で使い勝手が良いのです。一時金で受け取る金額が高い保険会社が数社ありますので、最後のプラン確定のときは、このような特徴がある保険会社で加入しておくと良いでしょう。
また、「定期保険」だけに加入するという方もいますが、絶対に止めといた方が良いです。P41に『300万円など中途半端な保険は解約して。。』とありますが、これは「定期保険」のことを意味します。死亡保障は、大きく分けると「定期保険」のほかに、「養老保険」そして「終身保険」と3つの形で成り立っています。
100%受取人がもらうことのできる「終身保険」300万円というのは中途半端どころか、将来大きな威力を発揮します。現金の300万円と保険金の300万円は似て非なるもので、受取人固有の財産である保険金は、口座凍結の心配も要りませんし、確実に受取人がもらうことができます。限られた保険会社のみが対応していますが、300万円までなら請求したその日に受取人の口座に振り込まれます。
保険は細かいことが大切ですので、住宅の次に高い保険選びに失敗したくない方は、是非、個別相談の『かづな先生のセカンドオピニオン』をご利用ください。かなり節約できますので、家計に優しくなることは間違いありません!
次にセミナー風景です。今回開催した無料のマネーセミナーはほぼ満席で無事終了しました。お得情報だけを凝縮してお伝えさせていただいていますが、楽しく開催しています。
窓の向こうは六本木ヒルズと東京タワーが見えるセミナールームです。
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最後に娘の近況報告です。4月から通っている新しい保育園にも慣れてきたようですが、日々いろんなことがあるようです。保育園の先生と私の間では、「連絡カード」というものがあり、先生とは毎日交換日記をしている感じです。私が帰ってから朝までの様子を書き、先生が昼間の様子を書いてくれています。最近はこんなエピソードも。
「今日は屋上へ行きました。外のすべり台が楽しくて仕方ない様子で、所かまわず斜面を逆に上っていきました。座位で上手にすべることが出来ました。今日も三輪車に乗りたくてたくさん空いているのになぜか1台をめぐって対立しておりました。」
いろんなお友達に揉まれているようです。
最近はこのヘルメットがお気に入りです。
テレビを見るときは、いつも食い入るように見ています。
ハーモニカ演奏も得意!!
こどもの城で、太鼓を叩いています。
ペットボトルを抱えながら、走っています。
『たまごクラブ』を読んでいた頃、こんな姿は想像できなかったです。これからどうなるか楽しみではありますが、子どもが思い通りになるはずもないので、少し離れて見守っていきたいと思っています。