青春時代をともに歩んだ中高時代の友人の結婚式に参列してきました。帰国子女で中3のときに出会いましたが、すべてがアメリカナイズされて、日本語もあまり上手に話すこともできなかったくらいです。パーマ&真っ赤なマニュキュアをして登校してきた姿は今でも鮮明に覚えています!
会場は、会員制倶楽部の1つである『綱町三井倶楽部』。
大正時代に、鹿鳴館などの設計者として知られるイギリス建築家の設計によって建てられ、西洋建築の傑作といわれている建物です。
ネオ・バロック風の特徴を持つ建物にあるチャペルは、荘厳のひと言。新婦のウェディング姿を一層引き立てくれています。そして、出迎えた牧師は、私たちが宗教の授業を受けた田村先生。賛美歌のセレクションも思い出深いものばかりで、約15年ぶりの礼拝にもかかわらず、お祈りもすべて暗唱できた私たちは自分たちでもビックリしていました。
友人である新婦は、大学院卒業後、母校である頌栄女子学院の英語の教師として、約9年に及び先生として活躍していました。写真後姿右は、彼女のお父さんですが、本当にダンディーで優しく、私の中では、ベストファーザー賞に最もふさわしい方です。
会場も母校から比較的近いということで、披露宴に出席する以上の約100名の生徒がほんのちょっとの結婚式と披露宴の間の庭園撮影のために集まっていました。
制服きた学生も、卒業した大人も、生徒みんなが祝福していて、私たちは104期生なんですが、「全員後輩なんだね」とびっくりすると同時に、「こういうシチュエーションは教師冥利につきるね」と感動していました。
私の高校時代の担任の先生は、教頭先生になっていらっしゃるということで、同級生&お世話になった先生、そして新郎新婦との記念撮影。
写真右端の彼女は、現役のソプラノ歌手・渡邊史さん。新郎新婦のために、お祝いの2曲をマイクなしの生演奏ピアノ付で熱唱してくれました。(感動のあまり、シャッターチャンスを逃してしまい、お伝え度が低くてすみません)
頌栄には、2つの特別クラブというのがあり、1つは聖歌隊、1つはハンドベル。宗教活動の一環ということで、部費がいらないのと、クリスマスやイースターなど行事ごとのときは、2つのクラブがセットになっていろんな巡業(!?)をしていました。
渡邊史さんは聖歌隊、私はハンドベルということで当時からその才能には目を見張るものがあったのですが、それを職業にしているというのはすごい!のひと言。
年中行事には、この時期というと「合唱コンクール」があり、彼女は指揮をし、私は中高6年間、ずっとピアノの伴奏をしていました。「今日、かづなちゃんが伴奏してくれたらよかったね」なんてプロに言われて昔の思い出がよみがえってました。^^彼女はCDも発売していますが、7月26日〜新国立劇場オベラ劇場で「魔笛」に出演されます。
あっという間の3時間の宴は終了し、女子高時代に戻り、そのまま喫茶店へ。「ラストオーダーです」と嫌がられながらも、みんなで必死にメールアドレスの交換をしたり、話はつきない一日でした。
それぞれ、活躍している同級生との再会と、素敵なジューンブライドに会えた今日という日は、私の生涯のなかでも忘れられない一日となりました。
新郎は、私たちの母校から、新郎の地元である名古屋に3年前に転職しているので、今後新婦は名古屋に住むということなんです。ちょっと寂しくなってしまいますが、私もちょこちょこ仕事で名古屋に足を運ぶことがあるので、新居にも遊びにいこうと思います。
末永くお幸せに!!