みなさん、ぬか漬けは好きですか?私は昔から大好きで、生まれてはじめて自分で漬けたのが、今から6年前のことです。結果はどうだったかというと、白いカビがフワフワと浮いてきました・・・
またぬかそのものも、スーパーで購入したぬかに水を混ぜただけで、その他何も混ぜておらず、だんだんニオイもきつくなり、捨ててしまいました。
懲りない私は、数年後再び挑戦。いろいろとこまめに情報も集めていたため、赤唐辛子や塩などを入れることを知り、実行しましたが、かき混ぜるのも面倒になりました。なんといっても、美味しくないので、だんだんぬかから遠ざかり、再び捨ててしまったのです。
さらに懲りない私は、3度目のチャレンジをするも、野菜から水分を放置し、ぬかが緩くなりアウト!今から思うと、ぬか復活法もありましたが、対処することはありませんでした。
こんな私に転機が訪れたが、今年のはじめのことです。ぬか床には良いものと悪いものがあり、良いぬか床は、失敗しにくいということです。その後、ネットで探し、たどり着いたのが、「マルイ漬物」です。早速購入し、今までのぬかとの違いに驚きました。また、漬け方も間違っていた部分も多く、大変勉強になりました。
現在のぬか床は、何度か、ぬかを追加し、また赤唐辛子・からし・卵殻・塩などを足してできた、私にとっては最強ぬか床になっています。
きゅうりやなすを取り出す前のぬか床は、少し、膨張した感じで、酵母が生きていることを実感することができます。
その後、それなりに失敗を重ねた結果、分かったことをお伝えします。
やはり、「ぬか床は生き物」ということです。ぬか床には乳酸菌をはじめとする多くの菌がいます。乳酸菌も生き物なので、環境が悪いとうまく育たなかったり、活発になり過ぎたりするのです。
最初は、良いぬかとの出会いが失敗しないコツですが、基本を知らないとどんなに良いぬか床もダメにしてしまいます。またかき混ぜる理由は、乳酸菌は酸素を嫌がるので、乳酸菌と空気が触れて、活動をおさえることができます。こうして酸味を調整します。手を抜くとダメですね。
もう二度とぬか床を死なせることなく、今のぬか床を大切にしていきたいです。自分で漬ける「ぬか漬け」、美味しいです。そしてなんといっても、忙しい人に不足している・疲労回復に効果あるビタミンB1・腸の働きを改善する乳酸菌をたっぷり得ることもできますよ。^^