01. セミナー

『お客様が感動する保険活用法』

という題名で、1月16日(木)10時から12時までJR奈良駅近くのホテル日航奈良にて、オリックス生命主催・保険代理店向けのセミナーをしてきました。生命保険という金融商品の素晴らしさを売り手側が理解してしっかりと伝えることができ、お客様が感動するにはどうしたら良いのということをテーマにお話させていただきました。

そのためには、どうしたら良いのか?最終的には売り手側がしっかりと勉強しなくてはいけないということになるのですが、文字に落とすことのできない情報もいろいろとお伝えすることができましたので、きっと何かを感じ取っていただけたのではないかと思っています。

最近、保険不要論を唱える人っていますが、どう思いますか?と聞かれました。保険は形のない商品ですので、最終的には私見、保険の考え方が反映されます。ですので、いろいろな意見があるのは当然のことであり、不要論が正解・不正解ということではなく、ひとつの見解に過ぎないということです。

ただ、○○は要らない!○○に騙されるな!的なフレーズを鵜呑みにするのは危険であり、実際に痛い目にあう人もいます。例えば、がん保険なんて要らない!という考え方。この主張に共感した数年前の相談者が、契約していたがん保険を解約してしまい、昨年乳がんに罹患し、泣きついてこられました。

ただ、私にはどうすることもできませんし、不要論者さんも決して助けてくれることはないでしょう。最終的には『自己責任』ということになりますが、保険は不確実な未来の不幸に対する備えですので、それを主に過去のデータを引用し、結果論だけで主張を展開していくことに違和感はあります。

保険は株や投資信託のように、儲かった!損した・・・という分かりやすい基準だけで語ることはできません。なぜなら万が一のときや自身が病気になったときに、何かしら備えておきたいという思いや愛情が込められているからです。

保険は、ほんの一握りですが優れた商品が存在し、その思いや愛情に応えることができ、活用次第で大きな力を発揮することができますし、税金面においても、節税効果は非常に高い金融商品と言えます。

例えば死亡保険についてですが、子供が大きくなるまでの間、定期保険に加入しておくという考え方。私も同意見で、ごくごく一般的な考え方です。

ただ、相続税を払うことは無かったとしても、相続が争続になるケースが多く、相続で揉めるのは資産家だけではないことまでお伝えすべきだと思います。裁判に至るケースでは500万円前後の資産で揉めるケースが圧倒的に多く、持ち家で子供が2人以上の場合、その配偶者も絡んでくるので、一筋縄ではいきません。

保険金というのは、『受取人固有の財産』といって、確実に手渡したい人に渡すことができますし、姻族(義父母、義兄弟)にまで、手渡すことのできる保険会社もあります。

また、現行の税制では、法定相続人1人につき、500万円までの保険金は非課税(相続税法第12条)というのも大切です。500万円だけは確実に遺族へ残しておきたいので、口座に眠らせている人がいた場合、現金で残すよりも保険で残した方がメリットが大きいということですね。

今年最初のセミナーでしたが、懇親会でも代理店さんの皆様といろいろお話することができてとても楽しかったです。またいつの日か、再会できることを楽しみにしています。

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